「GoLden Boy as Anthony CooL」(THE DIAL PRESS)=100円

booby-bookstall2006-01-17

text/HERBERT KOHL、photographs/JAMES HINTON。グラフィティに関するフォトエッセイ。

朝、トースト、カレーの残り、カフェラテの朝食をとって歩いて中野へ。郵便局で本を発送して中野駅から東西線茅場町日比谷線、北千住で東武線に乗り換えて栃木県は佐野へ。

目指す佐野ラーメンの店「とかの」は、11時半開店で昼のみの営業、限定80食売り切れ次第店じまい、行列が目印の佐野ラーメンの一番の有名店らしい。たしかに駅を出てから人らしい人を見なかったが、その店の前だけ人が集まっていてすぐ見つかった。到着時点で行列は20人程で最後尾に並ぶ。寒さの中30分程待って店内へ。それでも自分の前の1時間程待っていたというカップルと一緒に入れたので、意外にタイミングは良かったのかもしれない。

食べたのはラーメンと餃子とオゼノユキドケという地ビール。計1,600円の久しぶりにふんぱつした昼食。麺は佐野ラーメン特有らしい青竹打ちの少し平べったいちちれ麺、色の薄い透明感のあるスープは少し塩っぱめ。餃子は焼き加減が絶妙な手づくりの皮が主張する野菜多めタイプ。久しぶりの昼ビールと腹10分目越えの食事ですぐにでもどこかで横になりたい気分。

食後、ラーメン屋のそばのリサイクルショップ、駅の近くにあった古本屋をチェックするが収穫なし。駅で電車の時間を確認したら1時間に1本の電車の時刻がせまっていたので、結局そのまま街を散策することなく戻ることにする。風の強さと気温の寒さと満腹&アルコールからくる眠さに負けた。そして佐野厄よけ大師も同居人へのおみやげも忘れた。旅情とは無縁な男なのか。