松本隆「風街詩人」(新潮文庫)=105円

booby-bookstall2006-08-15

1986年初版。イラストレーション/ますむらひろし

午前、ハンバーグ人参サラダトーストサンド、アイスラテの朝食をとって歩いて高円寺。中央線、湘南新宿ライン両毛線を乗継いで群馬県の桐生。青春18キップ3回目はカツ丼と古本の旅。まず駅から15分程歩いて「藤屋食堂」で昼食。ソースかつ丼・並(750円)。昨日ネットであれこれ調べるまで知らなかったが桐生市ソースかつ丼で有名らしい。ソースをくぐらせた薄めのひれかつが5枚くらいご飯にのっているだけでもちろん玉子でとじてないしキャベツもひいてない。思っていたよりさっぱりした味だが特に感動はなし。

午後、近くの渡良瀬川まで行くと橋の向こう側に「本」の大きな看板が見えたので行ってみる。しかしアダルトもの中心の店で収穫なし。外に出ると今度はその先に「シロフジ」の大きな看板が見えたので行ってみる。これも知らなかったのだが「アイスまんじゅう」という桐生ローカルのアイスがあって、その製造元が「シロフジ」という会社。単なる街の鄙びたパン屋みたいな直売所でアイスまんじゅう(220円)購入。名前から雪見大福みたいなものを想像しがちだが、実物はアズキアイスをミルクアイスでくるんだもの。外に出るとさらにその先に「ブックオフ」の看板が見える。アイスまんじゅうをかじりながらもちろん行ってみる。収穫3冊。駅前に戻り昭和のまま時間が止まっているような商店街を散策。「雄文堂」という古本屋を見つけるが収穫なし。両毛線で新前橋へ移動。ブックオフがあるというだけ途中下車したが収穫なし。

夜、両毛線で高崎へ移動。駅から10分くらい歩いて「栄寿亭」で夕食。カツ丼A(370円)。ご飯の上に薄めのひれかつ3枚のみ。一見これもソースかつ丼かと思うが、カツをくぐらせているのはソースではなく丼つゆみたいな和風醤油ダレ。天丼のとんかつバージョンとでもいえばいいのか。80年ぐらい歴史があるらしい。これは値段も含め感動ありで何度も訪れたい店。50円増しで玉子とじバージョンもあるし、同じく370円のオムライスの食べてみたい。冷めたのもそれはそれで美味しのではと思い嫁のおみやげに1人前テイクアウトにする。食後に「文京堂」、「赤坂堂書店」という古本屋を廻るが収穫なし。湘南新宿ライン埼京線、中央線を乗継いで帰宅。